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Jリーグ 1年前

J1リーグ、歴代スペイン人監督勝利数ランキング1~5位。タイトルをもたらした知将や戦術家も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:ミゲル・アンヘル・ロティーナ


【写真:Getty Images】


生年月日:1957年6月18日
監督在任期間:2017年~18年(東京V)、19年~20年(C大阪)、21年~同年11月(清水)、22年4月~同年6月(神戸)
J1通算成績:111試合45勝23分43敗(勝率40.5%)

 スペイン出身のロティーナはJ1通算111試合、J2通算84試合で指揮を執っている。2017年に東京ヴェルディの監督に就任し、前年にJ2で18位に沈んでいたチームを5位に引き上げた。翌年も6位になり、J1参入プレーオフ決定戦進出までチームを導いている。

 19年に就任したセレッソ大阪でも、ヴェルディ時代と同じようにイバン・パランコ・サンチアゴヘッドコーチと2人3脚でチームに戦術を落とし込んだ。ユン・ジョンファン前監督から引き継いだ堅守はさらに強固なものとなり、19年はリーグ最少となる25失点で5位に。翌年は失点数こそ増加したが、前年より順位を1つ上げた。タイトルにこそ手が届かなかったが、2シーズン続けて上位争いに加わったが、セレッソは2年でロティーナに別れを告げた。

 21年には清水エスパルスの指揮を執ったが、残留争いにチームが沈んだこともあり、4試合を残してチームを去った。22年4月には降格圏に低迷していたヴィッセル神戸の監督となるも、シーズン途中からこのスペイン人指揮官がやりたいサッカーを浸透させるのは難しかった。2勝1分6敗という成績で、3か月足らずで解任されている。J1通算111試合はスペイン人監督としてはダントツで、セレッソとJ2のヴェルディでの功績は素晴らしいものだったが、清水と神戸では結果を残すことができなかった。

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【了】

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