Jリーグ 最新ニュース
FC東京は14日、アルベル監督の退任を発表した。昨季はロティーナやリカルド・ロドリゲスがチームを離れている。これまでにJリーグで指揮を執ったスペイン国籍の監督は16人(Jリーグに登録された国籍)いるが、J1リーグで最も勝利を収めたスペイン人監督は誰なのか。J1リーグ通算勝利数をランキング形式で紹介する。
5位:アルベル・プッチ・オルトネダ
生年月日:1968年4月15日
監督在任期間:2020~2021(新潟)、2022年~2023年6月(FC東京)
J1通算成績:51試合19勝11分21敗(勝率:37.3%)
【今シーズンの欧州サッカーは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】
4位にランクインしたのは、先日FC東京から解任を発表されたばかりのアルベル・プッチ・オルトネダ監督だ。2020年から2シーズン、J2でアルビレックス新潟の監督を務め、昨季からはJ1でFC東京を指揮し、今季は来日から4シーズン目を迎えていた。
アルベル監督は過去にバルセロナの下部組織でスカウトやコーチを務めた経歴を持ち、そこでは日本代表MFの久保建英やスペイン代表FWのアンス・ファティらを発掘している。その後、監督として日本にやってくると、バルセロナのスタイルに近いポゼッションを重視したサッカーを展開してきた。
新潟での1年目はチームに新たなスタイルを浸透させる難しさに加え、新型コロナウイルスや負傷者の影響も重なり、リーグ戦は11位という結果に終わった。しかし、2年目は開幕ダッシュに成功し、序盤戦は首位を走った。しかし、中盤以降に失速して6位。昇格にこそ手が届かなかったが、新潟に確固たるスタイルを植え付けることに成功した。
FC東京の監督に就任した昨季は6位と健闘し、今季も開幕から4試合で2勝1分1敗とまずまずのスタートだった。しかし、怪我人が続出したこともあり、前半戦ラスト7試合でわずか1勝と苦しみ、前半戦は勝ち点19の12位と沈んだ。J2に降格した2010年と同じ順位、勝ち点で前半戦を終えたFC東京は14日、アルベル監督の退任を発表している。