3位:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
生年月日:2001年6月4日
市場価値:1500万ユーロ(約21億円)
22/23リーグ戦成績:35試合9得点7アシスト
日本代表通算成績:23試合1得点0アシスト
少年時代から注目されてきた才能は、レアル・ソシエダでついに解き放たれた。ミケル・オヤルサバルやダビド・シルバといった世界的な選手たちと肩を並べ、チームの主力としてリーグ戦9得点7アシストという数字を残した。ラ・リーガ公式のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にはトップの9回選出されており、誰もが認めるソシエダの新エースとなっている。
「スキル」は言わずもがな秀逸で、狭いエリアにおいても簡単にはボールを失わず、キックの質も極めて高い。「フィジカル」でも成長した姿を見せており、突破力やプレースピードの凄みがより増した。また、上記の通りゴールに直結するようなアクションも目立っているため、「攻撃」も「82」とさすがの高評価となった。
さらに久保は「守備」でも存在感を放つ。周りの状況を把握しながら、適切な走路を選んでボールホルダーに寄せる。実際、久保のプレスによって相手のミスを誘発したシーンは多く、「守備」の数値は攻撃的選手としては非常に高い「61」を記録している。ソシエダでは2トップの一角、右サイド、そして左サイドと幅広いポジションで活躍しているが、これは「IQ」の高さゆえの結果だろう。