6位:堂安律(フライブルク/ドイツ)
生年月日:1998年6月16日
市場価値:1500万ユーロ(約21億円)
22/23リーグ戦成績:33試合5得点6アシスト
日本代表通算成績:35試合5得点4アシスト
古くは3得点を記録したFIFA U-20ワールドカップ、記憶に新しいところでは2021年の東京五輪と昨年のFIFAワールドカップと、堂安律はお祭り男のごとく大舞台で結果を残して自身の評価を高めてきた。フライブルクに加入した今季の活躍も印象的で、5位と躍進したチームで5得点6アシストという堂々たる数字を残している。
172cmという体躯は、ブンデスリーガではひときわ小柄に映る。しかし、ボディコンタクトを苦にせず、アジリティやテクニックの高さを活かして打開していく。「スキル」が日本代表で最高値を記録しているだけでなく、「フィジカル」も「79」と高いのはそういったプレーが一因。今季のブンデスリーガでのドリブル成功数はチームトップとなる50回をマークしている。
課題というほどのものではないかもしれないが、「攻撃」は久保建英や三笘薫と比べると若干低い数値に抑えられている。今季の得点数はゴール期待値を2.04下回っており、5回の決定機を逃している。目に見える得点やアシストの部分でも数字がついてくれば、名実ともに手が付けられないアタッカーという評価を受けるだろう。(データサイト『Sofa Score』を参照)