サッカー日本代表 最新ニュース
サッカー日本代表は6月のキリンチャレンジカップ2023を控えている。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照)
10位:板倉滉(ボルシア・メンヒェングラートバッハ/ドイツ)
生年月日:1997年1月27日
市場価値:1200万ユーロ(約16.8億円)
22/23リーグ戦成績:24試合0得点2アシスト
日本代表通算成績:18試合1得点1アシスト
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今季からプレーするボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)では、開幕からレギュラーとして高い評価を受けていたが、9月に左膝内側側副靭帯の部分断裂という負傷により約2ケ月間の離脱を余儀なくされた。にもかかわらず、ギリギリで間に合ったFIFAワールドカップでは、日本代表の躍進に貢献。シーズン後半も怪我をする前と変わらぬ評価を受けていた。
1対1における粘り強い守備対応や身体を張ったシュートブロックは随所でチームを助け、「守備」は現メンバー最高値となる「86」となった。ブンデスリーガにおける地上戦デュエルの勝率はDFの中でトップ10に入る64.1%を記録。したがって「フィジカル」も「81」と高数値となった。
鋭いインターセプトや読みを利かせたシュートブロックなどは、「IQ」の高さがなせるプレーだ。今季ブンデスリーガ20試合以上に出場した全ての選手の中で4番目にパス成功率(約91%)が高く、ビルドアップでもチームに安定感をもたらしている(データサイト『Sofa Score』を参照)。ナポリやレアル・ソシエダが獲得に動いていると報じられたことも、板倉の能力の高さの証と言えるだろう。