3位:シャルル・デ・ケテラーレ(ミラン)
【写真:Getty Images】
生年月日:2001年3月10日
移籍金:3550万ユーロ(約49.7億円)
今季リーグ成績:32試合0得点1アシスト
昨季のイタリア王者ミランは、近年移籍市場にあまり資金を投じてこなかった。そんな中、昨夏に大金を叩いてチームに迎え入れたのがシャルル・デ・ケテラーレだった。
昨季、若くしてクラブ・ブルージュでリーグ戦二桁ゴールを達成したアタッカーには、ミランでも同様の活躍が期待されていた。しかし、ベルギー時代の輝きは完全に失われ、期待を大きく裏切る結果に。開幕3戦目のボローニャ戦で移籍後初アシストを記録したが、それ以降の公式戦37試合で得点関与は0。加入当初はステファン・ピオリ監督も我慢をして起用をしていたが、次第に出場機会は減っていった。
ピオリ監督によると、デ・ケテラーレは初の海外生活で環境への適応にも苦戦しているそうだ。戦術にも環境にも適応できなかった22歳は、先日解任されたパオロ・マルディーニTDとリッキー・マッサーラSDが獲得を推し進めた選手であり、彼らがいなくなったことで自身の立場も危うくなる可能性もある。