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ガッカリ…。今季最悪の補強ランキング1~10位。期待を裏切った面々ズラリ。不名誉な1位は?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:ピエール=エメリク・オーバメヤン(チェルシー)


【写真:Getty Images】


生年月日:1989年6月18日
移籍金:1200万ユーロ(16.8億円)
今季リーグ成績:15試合1得点0アシスト

 2021/22シーズンにアーセナルで構想外となったピエール=エメリク・オーバメヤンは、22年冬にバルセロナに加入すると半年間で11ゴールを決めて見事に復活。そして昨夏にドルトムント時代の恩師であるトーマス・トゥヘルが監督を務めていたチェルシーに加入した。

 チェルシーでの初陣となったディナモ・ザグレブとの試合で先発出場したオーバメヤンだったが、この試合の直後にトゥヘルがまさかの解任。グレアム・ポッターへの監督交代後も起用こそされたが得点量産には至らず、チェルシーでのプレミアリーグデビューとなったクリスタル・パレス戦を最後にリーグ戦ではゴールがなかった。

 リーグ戦で活躍できなかった一方で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ全試合に先発出場し、2得点1アシストを記録していた。ところがエンソ・フェルナンデスら冬加入の選手の余波を受けて、決勝トーナメント以降は登録メンバーからも外れた。

 恩師の解任とスカッドの肥大化という影響を直に受けたオーバメヤンは、フランク・ランパード暫定政権で3度しか出場機会を与えられずにシーズンが終了。自身にとっても、1200万ユーロ(16.8億円)を使って獲得したチームにとっても最悪な移籍となってしまった。

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