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ガッカリ…。今季最悪の補強ランキング1~10位。期待を裏切った面々ズラリ。不名誉な1位は?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

8位:フィリペ・コウチーニョ(アストン・ヴィラ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年6月12日
移籍金:2000万ユーロ(28億円)
今季リーグ成績:20試合1得点0アシスト

 昨季途中にアストン・ヴィラの監督に就任したスティーブン・ジェラードの希望で、フィリペ・コウチーニョは22年冬にバルセロナからローン移籍で加入した。初陣となったマンチェスター・ユナイテッド戦でいきなりゴールを決めるなど鮮烈なデビューを飾ったが、その存在感は次第に薄れていった。昨季もラスト11試合で1ゴール0アシストの結果に終わっている。

 それでもヴィラはコウチーニョの買い取りを決断。昨夏に2000万ユーロ(28億円)の移籍金をバルセロナに支払って完全移籍で獲得した。ところが今季は昨季よりもパフォーマンスが落ち、開幕から公式戦21試合連続でノーゴール、ノーアシストに。怪我の影響で今季ラストゲームとなった第24節アーセナル戦でようやく初ゴールを決めた。

 またジェラードが解任され、その後任に就任したウナイ・エメリ監督のもとでは序列が下がっており、リーグ戦で先発の機会は先述したアーセナル戦しかなかった。ヴァスコ・ダ・ガマの後輩であるドウグラス・ルイスら南米系のチームメイトと仲が良いなど居心地は良さそうだが、来季以降もクラレット&ブルーのユニフォームを着ているとは限らないだろう。

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