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ガッカリ…。今季最悪の補強ランキング1~10位。期待を裏切った面々ズラリ。不名誉な1位は?

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:イヴ・ビスマ(トッテナム)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年8月30日
移籍金:2920万ユーロ(40.8億円)
今季リーグ成績:23試合0得点0アシスト

 今季欧州カップ戦圏外の7位に終わったトッテナムにとって計算外だったのが、イヴ・ビスマの低調なパフォーマンスだ。昨夏にブライトンから2920万ユーロ(40.8億円)の移籍金で加入したマリ代表は戦力になることができなかった。

 この選手の本来の持ち味は球際の強さとドリブルでの持ち運びだが、トッテナムではコンディションが上がらないのかデュエルに負けるシーンが目立った。実際にブライトン時代とのスタッツを比較すると、地上戦勝率は10%ほど落ちている。

 今季はピエール・エミール・ホイビュアもパフォーマンスが悪く、中盤ではロドリゴ・ベンタンクールが必要不可欠な存在だった。しかし、同選手は2月に膝の前十字靭帯を断裂して早々にシーズンが終了。このタイミングでトッテナムはビスマに期待をしたいところだったが、同選手も足首を骨折して離脱を余儀なくされた。いて欲しいタイミングで戦列を離れてしまったこともトッテナムにとって誤算だった。

 シーズン最終盤に復帰をするも、シーズンを通してプレミアリーグでの先発試合はたったの10試合。ブライトン時代にみせていた豪快なミドルシュートも鳴りを潜め、トッテナム1年目はノーインパクトでシーズンを終えた。

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