2位:三笘薫
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月20日
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
市場価値:2200万ユーロ(約30.8億円)
22/23リーグ戦成績:33試合7得点6アシスト
日本代表通算成績:15試合6得点3アシスト
日本代表に三笘薫という男がいるのは幸運なことだ。これまで主にジョーカーとして起用されてきた同選手は、昨年3月のカタールワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア代表戦で2ゴールをあげ、カタールW杯・グループリーグ第3節のスペイン代表戦では逆転ゴールをアシストと、大事なゲームで限られた時間ながら結果を残し、チームを救ってきた。
今季開幕前、世界的にはまだ無名だった三笘だが、今やその名を知らない者は少ないと言える。ロベルト・デ・ゼルビ監督の元、ブライトンの主力となった同選手は、十八番のドリブルを武器にビッグチャンスに絡み続け、多くのDFに恐怖を与えた。終盤は決定力にやや不満を残したが、最終的に7得点をあげ、プレミアリーグにおける1シーズンの日本人最多得点記録でトップに立っている。
当然ながら三笘の市場価値は今季、大きく変動した。シーズン開幕前は250万ユーロ(約3.5億円)だったが、そこから微増を続け、今年3月の更新で一気に2200万ユーロ(約30.8億円)という金額が記録された。そう遠くない未来に、日本人トップに立つ日がやって来るかもしれない。