9位:伊藤洋輝
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年5月12日
所属クラブ:シュツットガルト(ドイツ)
市場価値:750万ユーロ(約10.5億円)
22/23リーグ戦成績:30試合1得点1アシスト
日本代表通算成績:9試合0得点1アシスト
2021年にジュビロ磐田からシュツットガルトに渡った伊藤洋輝は、良い意味で周囲の期待を裏切った。当初リザーブチームでプレーする予定だったが、加入後すぐにトップチームで居場所を見つけ出し、主力に定着。その活躍が認められて昨年に日本代表デビューを果たし、カタールワールドカップにも出場した。今年も3月、6月シリーズでそれぞれ招集と、今や常連メンバーの1人だ。
日本代表では消極的なプレーから批判を浴びることもしばしばだが、シュツットガルトでのパフォーマンスは比較的高く評価されている。3バックの一角として体を張り続け、マイボール時は精度の高い左足のキックでビルドアップをうまくサポートしている。そんな伊藤に対しては、ヴォルフスブルクやセリエA王者ナポリが興味を示しているとの噂もある。
伊藤の市場価値は上昇を続けている。1年前は450万ユーロ(約6.3億円)だったが、現在はそこから300万ユーロ(約4.2億円)アップの750万ユーロ(約10.5億円)に。ついに10億円を超えた。現在24歳という年齢を考えても、まだまだ伸ばしていくことは可能だろう。