レアル・マドリード 最新ニュース
2022/23シーズンのレアル・マドリードはラ・リーガを2位で終えた。バルセロナに独走を許してしまった理由の一つは、期待されたほどの存在感を示せなかった選手がいたこともあるだろう。今回は、主力選手として活躍が望まれながらも、期待外れに終わった5人の選手を紹介する(データは『transfermarkt』参照)。
DF:ダニエル・カルバハル
生年月日:1992年1月11日
今季リーグ成績:27試合0得点2アシスト
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ダニエル・カルバハルは、2022/23シーズンも大きな活躍は見せられなかった。かつてレアル・マドリードの右サイドは不動だったが、近年は状況が変わっている。
カルバハルは今季のラ・リーガで27試合に出場した。2020/21シーズンは長期離脱があって13試合出場、21/22シーズンも離脱の時期があって24試合出場にとどまり、プレータイムは過去2シーズンを上回った。ただ、活躍した試合は多くなく、浮き沈みのあるパフォーマンスが続いた。攻撃では違いをつくれず、守備では相手のエース級に狙われると苦戦を強いられている。攻撃面の低下は数字にも表れており、プレー時間が過去2シーズンに比べて増えたにもかかわらず、アシスト数はその2シーズンを下回った。
2020/21シーズンの長期離脱が尾を引いているのか、それとも31歳という年齢からくる衰えなのか。原因を特定するのは難しいが、今季のレアル・マドリードが右サイドに問題を抱えていたことは明らかだ。