CB:カイル・ウォーカー(イングランド代表/背番号2)
生年月日:1990年5月28日
22/23欧州CL成績:4試合0得点0アシスト
カイル・ウォーカーはFAカップ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦で負傷。イギリス紙『デイリー・メール』によると、背中に違和感を抱えていたため6月6日に行われたトレーニングを欠席したという。
だが、同選手はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦に臨むメンバー23人に名を連ねており、イギリスメディア『スカイ・スポーツ』では「元気です、歳をとっただけ」とし、「まったく問題ない。回復のために1日余分にかかるだけだ」と続けている。そのため、悲願のCL制覇がかかった決勝戦に先発出場するのではないだろうか。
CB:ルベン・ディアス(ポルトガル代表/背番号3)
生年月日:1997年5月14日
22/23欧州CL成績:11試合1得点0アシスト
ルベン・ディアスはマンチェスター・シティの守備の要だ。対人では強靭なフィジカルで相手を封殺。さらに、常に広い視野でピッチを見渡し、高いサッカーIQと鋭い読みを活かしたカバーリングで広範囲を守ることができる。守備面だけでなく、攻撃の起点にもなる正確なロングキックもこの男の武器だ。
同選手は今季のプレミアリーグ優勝が決定して以降、残りの3試合に出場していなかったが、現地時間6月3日に行われたFAカップ決勝戦にフル出場。今季2つ目のタイトル獲得に貢献した。世界最高のセンターバックの1人であるこの男が、インテル攻撃陣の前に立ちはだかる。
CB:マヌエル・アカンジ(スイス代表/背番号25)
生年月日:1995年7月19日
22/23欧州CL成績:10試合1得点0アシスト
ハムストリングの負傷によりプレミアリーグ第35節のリーズ戦以降欠場していたナタン・アケは既に復帰しているが、センターバック最後の1人はマヌエル・アカンジを予想する。身長188cm・体重90kgを誇る同選手は、地上、空中問わず対人戦で無類の強さを発揮する。また、どんな状況でもベテラン選手のような落ち着きを見せ、素早いカバーリングでピンチを防ぐ能力も高い。
アカンジは見た目や大柄な体格からプレーが堅いイメージがあるかもしれないが、足元の技術もかなり高い。相手のプレスを物ともせず、長短の正確なパスや機を見たドリブルでの持ち上がりでビルドアップに関与するなど、守備面以外でも重要な役割を担っている。