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スペイン代表にはどのポジションを切り取っても世界トップクラスのタレントと選手層を擁している。しかし、中には所属クラブでのような活躍が出来ず、代表では輝けない選手も少なくない。そこで今回は、選手層が厚すぎるがゆえにスペイン代表で活躍できなかった5人の選手を紹介する。
MF:ガビ
生年月日:1983年7月10日
スペイン代表成績:なし
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近年のアトレティコ・マドリードの躍進を主将として支えたガビ。しかし、キャリアを通じてスペイン代表とは縁がなかった。アトレティコの下部組織出身の同選手は、トップチームデビュー後の2007年夏にレアル・サラゴサへ移籍。4シーズンに渡って主力として活躍し、在籍最終年にはキャリア唯一となるシーズン2桁ゴールを記録した。
レアル・サラゴサでの活躍により、ガビは2011年夏にアトレティコに復帰。同年12月にディエゴ・シメオネが監督に就任すると主将に任命されると、加入初年度からUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝を成し遂げ、2013/14シーズンには最終節のバルセロナ戦でCKからディエゴ・ゴディンの同点ゴールをアシストして1995/96シーズン以来のラ・リーガタイトルをもたらすなど、6つのタイトル獲得に貢献した。
しかし、現役を引退する2020年11月まで1度もスペイン代表から招集されず。U-21代表では主力選手だったが、A代表ではシャビ・アロンソやセルヒオ・ブスケツ、ハビ・マルティネスといった選手たちの障壁は高かった。引退後は2021年9月にU-19のコーチとしてアトレティコに戻り、現在はアトレティコBのアシストマネージャーを務めている。