海外日本人選手 最新ニュース
海外では、様々な特徴を持つ日本人選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(成績は6月1日時点で『transfermarkt』を参照)
2位:伊東純也
生年月日:1993年3月9日
所属クラブ:スタッド・ランス(フランス)
22/23リーグ戦成績:34試合6得点5アシスト
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森保ジャパンの崩しの核である伊東純也は、昨年夏にクラブ史上最高額となる移籍金1000万ユーロ(約14億円)でスタッド・ランスに移籍。すぐにレギュラーポジションを掴んだ伊東は、1シーズンのリーグ・アン日本人最多得点記録を更新するなど、その金額に見合うだけのパフォーマンスを披露し、さらに評価を高めることになった。
フランスリーグは「フィジカル」レベルが極めて高い独特な舞台であり、身体能力よりも技術に優れる日本人選手が活躍するのはそう簡単なことではない。しかし、伊東にはなんの問題もなかったようだ。ワールドクラスのスピードを生かしたドリブル突破は並み居る屈強なDFにも十分通用し、敵陣をイナズマの如く切り裂き続けている。事実、1試合あたりのドリブル成功数は1.6回で、チームトップに君臨している(データサイト『Sofa Score』を参照)。
そんな伊東はキック「スキル」の高さを生かし、ドリブル突破からのチャンスメイクでも存在感を発揮。ビッグチャンスクリエイト数はチーム内ダントツとなる11回、キーパス数は全体9位となる63回を記録した。また、爆発的なスピードと終盤になっても落ちない運動量を武器に前線からのプレスでも大きく貢献しており、結果すべての項目で高い数字を叩き出すことになった。
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