海外日本人選手 最新ニュース
海外では、様々な特徴を持つ日本人選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、フットボールチャンネルでは今季のスタッツを中心に様々なデータを集計し、5項目の能力に分類して数値化してランキングで紹介する。(成績は6月1日時点で『transfermarkt』を参照)
4位:冨安健洋
生年月日:1998年11月5日
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
22/23リーグ戦成績:21試合0得点1アシスト
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今季のアーセナルにおける冨安健洋の序列は右サイドバックの2番手だった。しかし、全く出場機会がないわけではなく、ミケル・アルテタ監督にゲームのクローザーとして重用されている。今季も大事な終盤戦に長期離脱を強いられるなど、相変わらずの怪我の多さはウィークポイントだが、ピッチに立った際にはしっかりと貢献している。
日本人離れした「フィジカル」能力が冨安の大きなストロングポイントだ。地上、空中戦問わず対人戦に強く、背後を突かれてしまってもしっかりリカバリーできるだけのスピードも持つ。また、そうした身体能力に頼ったものだけでなく、ポジショニングを誤らないなど、頭を使ったクレバーな対応も目立っている。「フィジカル」と「守備」はもちろんのこと、「IQ」でも上位10人の中でトップクラスの数値を叩き出している。
DFながら足元の「スキル」もしっかりとしている。特筆すべきは左右両足を遜色なく使いこなすことで、アーセナルでは右だけでなく、左サイドをカバーすることもある。果敢な仕掛けやオーバーラップ等、「攻撃」全般のクオリティーは落ち、それがクラブでベン・ホワイトに1番手を譲っている理由でもあるが、日本人史上最高レベルのDFということに疑いの余地はない。
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