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イニエスタは古巣バルセロナの前で躍動
ヴィッセル神戸対バルセロナのフレンドリーマッチが6日に国立競技場で行われた。この日、先発出場を果たした元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが試合後の会見に臨み、ゲームを振り返るとともに古巣であるバルセロナやシャビ・エルナンデス監督への感謝を述べている。
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今季のJ1リーグで首位を走る神戸は、スペイン王者のバルセロナに恐れることなく立ち向かったが、前半早々に2失点。その後は何度かチャンスを作るもGKの好セーブもあってゴールが遠く、0-2の完敗を喫することになった。
チームとしては残念な結果に終わったが、スタメンでピッチに立った39歳のイニエスタは躍動。卓越したテクニックとアイデア、戦術眼を武器に随所で違いを作り出し、何度かバルセロナゴールを脅かしている。ガビやフレンキー・デ・ヨングら、これからのバルセロナを牽引していくであろう“後輩たち”にレジェンドらしい姿を存分に見せつけたと言える。
試合後の会見に臨んだイニエスタは「このスタジアムでバルセロナと試合を出来たのはとても特別なこと。自分としてもピッチに立ってプレーを楽しむことができた。ファンの皆さんにも喜んでもらえたと思う」特別な一戦を振り返った。
また、この試合で最も印象的だった瞬間を問われると「全てが素晴らしかった。会見でも言ったように、この試合は日本のサッカーファンの皆さんにお別れを告げる場だったし、彼らが示してくれたリスペクトと愛情に恩返しする場所とも考えていたので、それを達成できて喜んでいるよ」と、時折笑みを浮かべながら語っていた。
試合前に盟友シャビ監督とハグを交わした際には「(イニエスタにとって)大切な日に参加できることを喜んでいる」と伝えられたようで、それに対し「この特別な日にバルセロナのみんなが来てくれたことへの感謝を伝えた」と明かしたイニエスタ。続けて「(バルセロナは)日本に来て24時間もしないうちに向こうへ帰ってしまうが、そんなハードなスケジュールの中で来てくれたことに心から感謝したい」と愛する古巣への敬意を示した。
(取材・文:編集部)
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