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本間至恩がクラブ・ブルージュで初ゴール＆アシスト

　ベルギー1部プレーオフ第6節、ユニオン・サン・ジロワーズ対クラブ・ブルージュが現地時間4日に行われ、クラブ・ブルージュが3-1で勝利した。この試合に途中出場したクラブ・ブルージュのMF本間至恩が途中出場してチームを逆転勝利に導き、ベルギーメディア『HLN』がその活躍を報じている。

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　昨年7月にクラブ・ブルージュに移籍した本間は、今季は同クラブのセカンドチームにあたるベルギー2部のクラブNXTでプレーし、4得点4アシストという数字を残した。そしてセカンドチームでの活躍が認められた本間は5月28日のヘンク戦で途中出場してトップチームデビューを果たすと、この日は1点ビハインドの88分に投入された。

　投入直後の89分、クロスの折り返しをゴール前で押し込んでトップチーム昇格後初ゴールを挙げた。さらに4分後の93分には、ロングカウンターからドリブルで運び、最後はフリーの味方パスを届けて逆転ゴールをアシスト。試合最終盤に投入されてから、1得点1アシストで見事にチームを逆転に導いた。

　この逆転劇によって対戦相手のユニオンはリーグ優勝を逃すことになった。同メディアは本間に対して事の重大さを気付かせるように「自分が何をしたかわかっているか？」と投げかけ、本間のゴールをユニオン目線に立って「愚か」と表現した。

　また、同メディアの記者がクラブ・ブルージュに精通した人に本間について尋ねると、「なにもわからない」と返答されたという。チームに詳しい人にさえ知られていない本間が、逆転の立役者となった。