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まるで別人? なぜかブラジル代表で輝けなかった名手5人。居場所を築けなかった実力者たち

シリーズ:代表で輝けなかった5人の名手 text by 編集部 photo by Getty Images

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 ブラジル代表にはどのポジションを切り取っても世界トップクラスのタレントと選手層を擁している。しかし、中には所属クラブでのような活躍が出来ず、代表では輝けない選手も少なくない。そこで今回は、選手層が厚すぎるがゆえにブラジル代表で活躍できなかった5人の選手を紹介する。


FW:グラフィッチ

まるで別人? なぜかブラジル代表で輝けなかった名手5人(1)ヴォルフスブルク在籍時のグラフィッチ
【写真:Getty Images】

生年月日:1979年4月2日
ブラジル代表成績:4試合1得点1アシスト


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 2008/09シーズンのブンデスリーガ得点王、グラフィッチがサッカーを本格的に始めたのは20歳と遅く、ブレイク前の2003年には韓国でもプレー。2005年からプレーしたサンパウロでは、コパ・リベルタドーレスやクラブワールドカップの優勝に大きく貢献して注目を集めた。

 そうした活躍もあり、2007年夏にドイツのヴォルフスブルクに加入した。同時期に加入したエディン・ジェコと2トップを組み、2008/09シーズンはリーグ戦25試合で28ゴールの大活躍。得点王のタイトルを獲得し、ヴォルフスブルクのブンデスリーガ初優勝の立役者となった。その後、2011年夏にヴォルフスブルクを退団したグラフィッチは欧州から離れて中東や母国ブラジルでプレーし、2017年限りで現役引退した。

 グラフィッチがブラジル代表に初招集されたのは、サンパウロに在籍していた2005年のこと。デビュー戦となったグアテマラ代表との親善試合でいきなりゴールを決めたが、そこから約5年間は代表から遠ざかった。しかし、南アフリカワールドカップ直前の2010年に代表復帰。本大会に臨むメンバーに選出されたが、1試合の出場に終わると同大会後は再び代表から遠ざかり、キャリアを通じてブラジル代表では4試合の出場に留まった。

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