1位:ペドリ(スペイン代表)
生年月日:2002年11月24日(20歳)
市場価値:1億ユーロ(約140億円)
22/23リーグ戦成績:26試合6得点1アシスト
バルセロナで最高額の市場価値を誇る20歳のペドリは、スペイン人選手全体の市場価値でもトップだ。どこまでこの自身の価値を高めていくのかが注目のMFである。
2020年にラス・パルマスからバルセロナへ移ったペドリ。バルセロナが支払った移籍金は500万ユーロ(約7億円)だが、加入後すぐにデビューを果たすと、そのままレギュラーに定着。テクニックはもちろん、10代とは思えないほどの冷静さと判断の良さでチームの中心選手の一人になった。
今季はシーズン後半戦で負傷による離脱があったものの、6ゴールを記録した。得点力という点ではさらに進化を続けているところ。天才と呼ぶにふさわしい技術と視野を持ちながら、献身的な姿勢もあり、チームにとって不可欠な存在だ。
市場価値はバルセロナ加入時が720万ユーロ(約10億円)。その後1年間で8000万ユーロ(約112億円)まで上昇した。2021/22シーズンは負傷離脱が長く横ばいだったが、今季前半戦の活躍により、昨年11月のアップデートで1億ユーロ(約140億円)に達している。
財政難の話題が続くバルセロナだが、ペドリのような若手がいることは大きな希望だ。
【了】