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2022/23シーズンのラ・リーガを制したバルセロナは、世界トップクラスのタレントを擁しており、『transfermarkt』が算出したチーム全体の市場価値は7億6700万ユーロ(約1079億円)となっている。今回はその中からバルセロナの選手の市場価値ランキングを紹介する(成績は6月4日時点)。
10位:アンス・ファティ(スペイン代表)
生年月日:2002年10月31日(20歳)
市場価値:3500万ユーロ(約49億円)
22/23リーグ戦成績:35試合6得点4アシスト
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20歳のアンス・ファティは、ピーク時の8000万ユーロ(約112億円)と比べるとかなり価値を落としているが、それでもバルセロナで10番目の市場価値だ。
アンス・ファティは2019年に16歳でラ・リーガデビューを飾ったバルセロナ下部組織育ちの神童。すぐにゴールを量産して未来のエースと期待された。だが、2020年11月に左半月板を負傷して離脱すると、翌2021/22シーズンもケガに苦しみ、ほとんどピッチに立てなかった。
今季はラ・リーガで35試合に出たが、このうち23回が途中出場。シャビ監督のファーストチョイスでないことは明らかだ。実際ピッチに立っても、期待感にあふれたかつてのキレは感じられないことが多い。
財政難を乗り切るためにバルセロナが放出を考えているとも言われるアンス・ファティ。第37節マジョルカ戦の2ゴールで残留をアピールした形だが、今夏の去就が注目される一人だ。