年代別サッカー日本代表 最新ニュース
元清水エスパルスMF松岡大起がサッカーU-22日本代表に選出
日本サッカー協会(JFA)は6月の欧州遠征に臨むサッカーU-22日本代表メンバーを発表した。U-22日本代表の大岩剛監督は1日に行われたオンライン会見で、3月に清水エスパルスからブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへ期限付き移籍した松岡大起について言及している。
【AFC U-17アジアカップは「DAZN for docomo」で!
いつでもどこでも簡単視聴】
サガン鳥栖のアカデミー出身の松岡は、2018年の天皇杯でトップチームデビューし、高校3年生だった翌年6月に昇格している。実質約2年でリーグ戦76試合に出場し、21年8月に清水エスパルスに完全移籍。今年3月にはブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへの期限付き移籍が発表されている。
「ブラジル人はJリーグで活躍しているんですが、日本人がブラジルリーグで活躍するのはあまり多くない。ノボリゾンチーノで自分がその道を作っていけるようにやっていきたい」
クラブ公式YouTubeチャンネルに公開されている加入会見で、松岡はこう意気込んだ。セリエBでの出場機会はまだないが、大岩監督は「いい状態でプレーしていることを映像等で確認して」、選出に至ったという。移籍直後だった3月は選出されていなかったため、松岡にとっては昨年11月以来の代表活動となる。「日本にいた時から何を成長しているのかこちらも見極められるような活動になる」と大岩監督は選出の意図を明らかにした。
1日に22歳の誕生日を迎えた松岡は、パリ五輪を目指すU-22日本代表の中核として活躍を期待される存在だ。「キャプテンマークをまかなくてもチームを引っ張っていくパーソナリティ」と指揮官は期待を寄せる。短期間ではあるが、ブラジルという厳しい環境で松岡がどのような成長を見せているのか、欧州の強豪国と対戦するU-22日本代表戦で明らかになるだろう。
【関連記事】パリ五輪世代サッカーU-22日本代表 2023年のスケジュールは?
パリ五輪世代サッカーU-22日本代表 最新メンバー一覧
【了】