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J2リーグ最高額のクラブはどこだ? クラブ市場価値ランキング【FC町田ゼルビア】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命Jリーグの2023シーズンが開幕しておよそ3カ月半。連日盛り上がりを見せている。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出したJ2リーグクラブの市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は5月31日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。登録選手リストはJリーグ公式サイト参照。


2位:FC町田ゼルビア


【写真:Getty Images】

監督:黒田剛
2023リーグ戦成績:1位(12勝3分3敗)
総市場価値:1156万ユーロ(約16.2億円)
最高額選手:エリキ


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 FC町田ゼルビアは、クラブ史上初のJ1昇格に向けて順調だ。市場価値どおりの力をピッチ上で発揮している。

 2022シーズンのJ2リーグで15位だった町田は、まず青森山田高校を指揮していた黒田剛を監督に呼んだことで世間を驚かせた。プロ未経験の指揮官を招へいすることに懐疑的な見方も当然あったが、守備を整えて素早い攻撃につなげる戦い方は、これまで結果につながっている。

 徹底した戦術を完成させるために獲得したのがかつて横浜F・マリノスでプレーしていたエリキだ。長春亜泰から獲得したブラジル人FWは、チームでダントツの市場価値。J2全体でも2位の170万ユーロ(約2億3800万円)となっている。チーム2位の市場価値はミッチェル・デュークで80万ユーロ(約1億1200万円)。組織された守備で試合を整え、前線のタレントで仕留めるというプランが補強にも表れている。

 そのほかでは、藤尾翔太と高江麗央が65万ユーロ(約9100万円)。前者は22歳、後者は24歳で、まだ市場価値の上昇が見込まれる世代だ。

 異例の改革が見事にかみ合っている町田。チーム全体としてまだまだ価値を高めていけるかもしれない。

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【了】

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