19位:前田大然
生年月日:1997年10月20日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
22/23リーグ戦成績:35試合8得点5アシスト
2021年に横浜F・マリノスでJ1リーグ得点王に輝いた前田大然はそのオフに欧州へ渡っている。古橋亨梧や旗手怜央とともにセルティックの主力として、今季はリーグ戦とカップ戦の2冠に貢献した。森保一監督の下で日本代表にも定着しており、カタールワールドカップではセンターフォワードとして4試合中3試合にスタメン出場を果たし、クロアチア代表戦では得点も決めた。
セルティックでは主に左ウイングを務めている前田の魅力は、他を圧倒するスプリント能力だ。攻撃においては積極的に相手DFの背後を狙い、守備においては素早いプレッシャーでボールを追い回し、相手に自由を与えない。彼はそれを終盤まで続けられるスタミナも持ち合わせており、「フィジカル」は海外日本人選手で3番目の「83」という数値になっている。
足元の技術はやや粗く、ドリブルで積極的に仕掛けるタイプではないため、「スキル」の数値はこのランキング上位20人の中で最低の数字となっている。しかし、ゴール前でクロスを仕留めるストライカーらしい得点力も持っており、「攻撃」の「81」もこのランキングで3番目に高い値だ。