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的中した?プレミアリーグ順位予想「答え合わせ」【11~20位】降格予想が当たったのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

リーズ


【写真:Getty Images】


監督名:ジェシー・マーシュ→ハビ・グラシア→サム・アラダイス
シーズン前予想順位:14位
最終順位:19位(7勝10分21敗)

 昨夏にリーズはラフィーニャとカルヴィン・フィリップスという2人の核となる選手が引き抜かれた。それでもブレンデン・アーロンソン、タイラー・アダムス、ラスムス・クリステンセンというジェシー・マーシュの愛弟子たちを連れてきたことで、彼らの穴埋めはスムーズに進むと思われた。

 しかし、マーシュ監督の戦術的な引き出しはあまりに少なく、ハイプレス以外の約束事をチームに植え付けることができずに大苦戦。昨季はラフィーニャの個人技で何とかゴールを奪っていた局面が多かった、今季は彼に匹敵する「個」はおらず、エースのパトリック・バンフォードも怪我と大不振に苦しんだ。

 同監督が解任されてハビ・グラシアを招聘するも、たったの4試合で解任ブーストは切れてしまい、大量失点が続いた。最後は残留請負人とも言われるサム・アラダイスを緊急招聘したが、最終節トッテナム戦ではDFを6人先発起用して2分で失点をするなど、最後まで守備は改善されず。78失点はリーグワーストだった。

 結果として最終節まで残留の可能性があったが、先述したトッテナム戦に敗れたことで降格が決定。冬の移籍市場でクラブ史上最高額で獲得したジョルジニオ・リュテールをベンチに置いたまま、一度しか先発起用しないなど、移籍市場の失敗も誤算だった。

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