サウサンプトン
【写真:Getty Images】
監督名:ラルフ・ハーゼンヒュットル→ネイサン・ジョーンズ→ルベン・セレス
シーズン前予想順位:18位
最終順位:20位(6勝7分25敗)
シーズン前の順位予想で降格候補の一角と考えていたサウサンプトンは、予想通り大苦戦を強いられた。
昨季の時点でラルフ・ハーゼンヒュットル体制はマンネリ化しており、新オーナー体制となったこともあって選手の入れ替えを試みた。その結果、フレイザー・フォースターやオリオウ・ロメウらベテラン勢を夏の移籍市場で放出。その一方で獲得したのはトップリーグ未経験や経験の浅い若手選手ばかりで、戦力ダウンは否めなかった。
カタールW杯明けから指揮を執ったネイサン・ジョーンズの下でも成績が向上することなく、同監督の下で迎えた冬の移籍市場は大失敗に終わる。ミスラフ・オルシッチは加入してからわずか数週間で構想外になるなど、フロントと現場が連携を取れていないことが顕在化した。
チェルシーにはシーズンダブル、2位アーセナルには2引き分けと奮闘したが、最後にプレミアリーグで勝利をしたのは3月のレスター戦と残留に向けてギアを上げることができず、2試合を残して降格が決定した。