レスター

監督名：ブレンダン・ロジャーズ→ディーン・スミス
シーズン前予想順位：11位
最終順位：18位（9勝7分22敗）

　奇跡の優勝から7シーズン後、レスターは再びチャンピオンシップ（イングランド2部相当）へと降格することとなった。

　その要因がすでにマンネリ化が始まっていたブレンダン・ロジャーズ体制の存続と財政難だ。チャーラル・ソユンジュは同監督の下で「態度が悪い」と指摘されたことで構想外となり、数年前より移籍が噂されていたユーリ・ティーレマンス、ウィルフレッド・エンディディ、ジェームズ・マディソンのパフォーマンスはトップフォームからかなり遠いものだった。

　昨夏にクラブ最高給の給与を受け取っていたカスパー・シュマイケルを100万ユーロ（約1.4億円）の移籍金で放出しなければいけないほど財政難に苦しんでいた。冬の移籍市場で獲得したハリー・サウターやビクトル・クリステンセン、テテは加入直後こそ勝利に貢献するパフォーマンスを披露するも、徐々にパフォーマンスを落して救世主となることができなかった。

　4月にロジャーズを解任し、ディーン・スミスを招聘したが、チームは大きく好転せず降格が決定。サウサンプトンにシーズンダブルを喫し、シーズン最終盤にリーズとエバートンとの直接対決で引き分けたことが痛手だった。これでレスターはトップリーグからの降格が12度目となり、バーミンガム・シティと並んで最多タイという不名誉な記録となってしまった。

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