UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)最新ニュース
セビージャを史上最多7度目のEL制覇に導いたのは…
UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)決勝、セビージャ対ローマの試合が現地時間5月31日に行われ、セビージャがPK戦の末に史上最多7度目のEL制覇を成し遂げた。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は、セビージャを優勝に導いたホセ・ルイス・メンディリバル監督の手腕に注目している。
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ホセ・ルイス・メンディリバル監督はユセフ・エン=ネシリやオリベル・トーレス、ルーカス・オカンポスなどを先発起用。34分には、ローマのジャンルカ・マンチーニのスルーパスからパウロ・ディバラに先制点を決められてしまう。それでも55分、マンチーニのオウンゴールによってセビージャが同点に追いついた。試合は延長戦に突入しても決着がつかず。そして、PK戦を4-1で制したセビージャがEL制覇を成し遂げた。
同紙はタイトルに「メンディリバル、2ヶ月半で失業から栄光へ」とつけ、期待を遥かに上回る功績を残したホセ・ルイス・メンディリバル監督を称賛している。ホセ・ルイス・メンディリバル監督は、2021年12月からデポルティーボ・アラベスを率いたが、成績不振により、2022年4月に解任された。その約1年後、ホルヘ・サンパオリの後任として、セビージャの指揮官に就任する。
契約期間は3ヶ月で、今季終了後には退任するという内容だった。その短い期間の中でセビージャを立ち直らせ、見事にEL優勝という栄冠を手にしている。それだけでなく、途中就任で1部残留や、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権も獲得した。
同紙は「3ヶ月前、メンディリバルが指導者としてキャリア初のタイトルを獲得すると、誰が考えただろうか?」とし、「メンディリバルは、試験に見事に合格しただけでなく、優等学位を取得したという満足感を得て、無職に戻ることになる」と伝えている。
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