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日本代表 1年前

明暗分かれる? パリ五輪世代サッカー日本代表、海外組6人の現状。ゴール量産、ベンチ外続く…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:内野貴史

明暗分かれる? パリ五輪世代サッカー日本代表、海外組6人の現状(6)フォルトゥナ・デゥッセルドルフに所属する内野貴史
【写真:Getty Images】

所属クラブ:フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)
生年月日:2001年3月7日(22歳)
22/23リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト

 ジェフユナイテッド千葉U-18からトップチームに昇格できなかった内野貴史は、海外でプロを目指すという道を選んだ。ドイツ5部デューレンの下部組織に加入し、1年で同4部アレマニア・アーヘンの下部組織に移籍。ここでトップチーム出場のチャンスを掴み、同2部フォルトゥナ・デュッセルドルフU-23に加入している。

 昨年3月には新型コロナウイルスのクラスターが発生したことで、トップチームデビューの機会が回ってきた。その数日後にはU-21日本代表メンバーに選出され、パリ五輪世代の日本代表デビューを果たしている。精度の高いクロスが武器で、両サイドバックをこなせる器用さとドイツで培った粘り強さを併せ持つ。

 人生の転機とも言える21/22シーズンとは対照的に、今季は苦しいシーズンになった。7月の開幕直後に左足首の靭帯を断裂していたことが分かり、長期に渡って離脱することとなった。11月にはU-23チームで復帰を果たしたが、トップチームではなかなか出番が回ってこなかった。ただ、リハビリ中の昨年10月にプロ契約を結んでおり、来季以降の活躍に期待が集まる。

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【了】

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