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日本代表 1年前

明暗分かれる? パリ五輪世代サッカー日本代表、海外組6人の現状。ゴール量産、ベンチ外続く…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:斉藤光毅

明暗分かれる? パリ五輪世代サッカー日本代表、海外組6人の現状(4)ゴールを決めて勝利したSCカンブール戦後の斉藤光毅
【写真:Getty Images】

所属クラブ:スパルタ・ロッテルダム(オランダ)
生年月日:2001年8月10日(21歳)
22/23リーグ戦成績:26試合7得点5アシスト

 昨年のAFC U-23アジアカップでU-21日本代表の10番を背負った斉藤光毅は、この世代の出世頭と言っていいだろう。横浜FCの最高傑作とも称された逸材は16歳でトップチームデビューを果たし、2019年には17歳ながら飛び級でFIFA U-20ワールドカップにも出場。19歳だった21年冬に海を渡り、シティ・フットボール・グループ傘下のロンメルに完全移籍している。

 ベルギー2部で1年半プレーした後、今季はオランダ1部のスパルタ・ロッテルダムに期限付き移籍で加入。徐々にプレータイムを伸ばしていき、後半戦はチームに欠かせない存在となった。3試合連続ゴールを3月と5月の2度マークし、最終的にリーグ戦26試合7得点5アシストという数字を残している。左サイドからの切れ味鋭いドリブルや精度の高いフィニッシュワークはオランダでも輝いている。

 オランダ1部でこれだけの結果を残した選手が、保有元のベルギー2部へ戻ることは一般的に考えにくい。来季のUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ出場の可能性も残すロッテルダムに残る可能性もあるだろう。

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