9位:ジェフユナイテッド千葉
監督:小林慶行
2023リーグ戦成績:14位(6勝5分7敗)
総市場価値:818万ユーロ(約11.5億円)
最高額選手:見木友哉
オリジナル10のジェフユナイテッド千葉は、J2中位が定位置になりつつある。総市場価値からみても、J1昇格を狙うにはやや厳しいと言わざるを得ないだろう。
千葉の選手で最高額は見木友哉の90万ユーロ(約1億2600万円)。10番を背負う主力の価値が高いことは当然とも言えるが、チーム2位の呉屋大翔(55万ユーロ=約7700万円)までかなり間が空いている印象だ。
また、外国人選手の少なさも際立っている。千葉の外国人は、ブラジルのメンデスのみ。市場価値は35万ユーロ(約4900万円)と高くない。昨季いっぱいで多くの外国人選手を手放したが、そのかわりとなる助っ人は連れてこなかった。
ピッチでは開幕から不振が続いた。開幕戦でV・ファーレン長崎に勝ったあと、8試合勝利なしと苦しんだ。そこから調子を上げ、現在の14位になったという状況。今季リーグ戦の白星は全て1-0という不思議な状態の千葉。そろそろファンに昇格を争う姿を見せたいところだが……。