6位:川辺駿
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年9月8日
所属クラブ:グラスホッパー(スイス)
22/23シーズン成績:32試合9得点8アシスト
川辺駿はポジションに捉われない起用法だったのにも関わらず、コンスタントに得点を重ねている。
特に凄まじかったのが今季前半戦だ。開幕戦でいきなり2ゴールを決めて勝利の立役者となると、シーズン折り返しの時点で7ゴールを記録。トップ下、ボランチ、左WGと 毎試合のように起用されるポジションが変わる中でもゴールという形で期待に応えた。
後半戦は2ゴールに留まったが、かといって貢献度が低かったわけではない。前半戦と同じく4つのアシストを記録するなど、好不調の波が激しいチーム状況の中で安定的に結果を残した。今季限りでグラスホッパーとの契約は満了になり、22年冬に完全移籍した所属元のウォルバーハンプトンに戻ることになる。この2クラブはオーナー同士が夫婦であり、戦力的な獲得というよりもビジネス的な要素が強い。そのため、どれだけウルブスが戦力としてカウントしているかは不透明だが、仮にプレミアリーグでプレーするとなれば大きな注目を集めるだろう。