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2月に開幕した明治安田生命Jリーグはまもなく折り返し地点を迎える。若い才能の成長スピードは凄まじく、今季も多くの若き新戦力が台頭している。今回はJ2リーグで活躍する若手の中から、近い将来にJ1リーグで活躍するであろう選手を5人ピックアップして紹介する。
MF:佐野航大(ファジアーノ岡山)
生年月日:2003年9月25日(19歳)
2023リーグ戦成績:10試合2得点2アシスト
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3歳年上の兄・佐野海舟は今季加入した鹿島アントラーズでセンセーショナルなパフォーマンスを披露しているが、弟の佐野航大も負けてはいない。米子北高校では1年次から背番号10を背負い、3年連続で高校サッカー選手権に出場し、インターハイでは準優勝に輝いている。
高校卒業後は地元のファジアーノ岡山に加入している。1年目からリーグ戦28試合に出場し、ボランチやトップ下に加え、左サイドハーフやウイングバックでも起用され、適応能力の高さを発揮した。今季は代表活動でチームを離れた時期もあったが、出場した10試合すべてに先発出場し、昨季に迫る2得点2アシストという数字を残している。
最終ラインと最前線以外ならどこでもこなせる万能性は魅力で、卓越したテクニックで攻撃に違いを作ることができる。FIFA U-20ワールドカップでも持ち前の技術の高さと物おじしないメンタルの強さを見せているだけに、より高い舞台で佐野がどれだけやれるのか興味深い。