16位:久保建英(くぼ・たけふさ)
生年月日:2001年6月4日
移籍先:レアル・マドリード→レアル・ソシエダ
移籍日:2022年7月19日
移籍金:650万ユーロ(約9.1億円)
久保建英は10歳で名門バルセロナのカンテラ(下部組織)に加入したが、同クラブがFIFA(国際サッカー連盟)が定めた移籍条項に違反していたことが発覚。これにより試合出場不可となった久保は、2015年に日本へ帰国することとなった。帰国後はFC東京や横浜F・マリノスでプレーし、2019年7月にレアル・マドリードに完全移籍を果たした。
しかし、マドリー加入後はレンタル続き。マジョルカ1年目はまずまずの成績を残したが、その後所属したビジャレアルやヘタフェ、そして復帰したマジョルカでは不完全燃焼に終わってしまった。それでも今夏、長く久保に関心を示していたレアル・ソシエダに650万ユーロ(約9.1億円)という移籍金で完全移籍。ようやくレンタルの身から解放される形となった。
新天地ソシエダでは、ラ・リーガ第36節を終えた時点で自己最多となる9得点7アシストをマーク。2022年9月中旬に乾貴士以来となる日本人ラ・リーガ100試合出場を達成すると、今年4月に行われた第28節のヘタフェ戦でゴールを決めたことで同選手が記録していたラ・リーガでの1シーズンにおける日本人歴代最多得点記録を更新し、21歳という若さでラ・リーガの歴史に名を刻んだ。
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