海外日本人選手　最新ニュース

　100億円を超える移籍金（契約解除金）も珍しくなくなった今日のサッカー界で、移籍金の高い歴代日本人選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した日本人の移籍金ランキングの最新版を紹介する。※価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠

20位：古橋亨梧（ふるはし・きょうご）

生年月日：1995年1月20日
移籍先：ヴィッセル神戸→セルティック
移籍日：2021年7月19日
移籍金：540万ユーロ（約7.5億円）

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　スピードを活かした裏への抜け出しと決定力が魅力のストライカーは、J2岐阜でプロキャリアをスタート。当時のチームを率いた大木武監督に開幕戦で先発に抜擢されると、1年目から全試合に先発起用し、5試合連続ゴールや月間MVPを獲得する活躍を見せた。

　2018年のシーズン途中に移籍したJ1ヴィッセル神戸でもすぐにスタメンに定着。アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキらそうそうたる選手たちとともにプレーし、約3年間で42得点をマークした。そして、2021年7月に540万ユーロ（約7.5億円）でセルティックへ移籍することになった。

　移籍後、リーグ戦初先発となったダンディー戦でいきなりハットトリックを達成。一気にチームとファンの信頼を勝ち取ると、スコティッシュリーグカップ決勝戦では１点ビハインドの状況から2ゴールを奪いチームを優勝に導いた。そして今季は、リーグ戦得点ランキング単独トップとなる27ゴールの活躍を見せて連覇に大きく貢献。前シーズンに続き、古橋はスコットランドという異国の地で、大きなインパクトを残している。