1位:マテウス・カストロ
所属クラブ:名古屋グランパス
生年月日:1994年9月11日
今季リーグ戦成績:15試合2得点2アシスト
長くJリーグで活躍している外国籍選手の1人がマテウス・カストロだ。大宮アルディージャで日本キャリアを始めると、2019年から現在に至るまで身を置く名古屋グランパスでは崩しの核に。クラブ史上初のYBCルヴァンカップ制覇を筆頭に、様々な部分で貢献してきた。
マテウスのドリブルの破壊力はJリーグ屈指である。スピードと力強さがあり、仕掛けてからゴール前に侵入するまでが一瞬。その中でもコントロールがおぼつくことは滅多になく、小回りを利かせて自由自在に方向を変えるなど、相手DFの対応を困難なものとさせる。今季リーグ戦でもすでにチームトップ、また全体7位となる37回のドリブル成功数を記録と、さすがの強さをみせている。
名古屋でセットプレーのキッカーを任されている事実が示す通り、キック精度も非凡。クロスやラストパスはもちろん、フィニッシュにも役立っており、パワーの伴った左足で目を見張るようなシュートを叩き込むことが多々ある。「スキル」、「攻撃」、「フィジカル」に関しては文句のつけどころがなく、ユンカーが加入した今季は、より自由度の高いポジショニングで攻撃陣を牽引している。
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