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【写真：Getty Images】

サッカーU-20日本代表が生き残るための条件は？

　サッカーU-20日本代表は現地時間27日、FIFA U-20ワールドカップ（W杯）アルゼンチン2023でU-20イスラエル代表と対戦し、1-2で敗れた。この結果により、1勝2敗のU-20日本代表はグループ3位に。各組3位の6チーム中、上位4チームが決勝トーナメントに進めるが、U-20日本代表の決勝トーナメント進出は絶望的な状況となっている。

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　グループリーグA～D組は全試合を消化し、E、F組は第3節を残すのみとなった。各組3位チームを比較すると、勝ち点6のU-20ナイジェリア代表がトップで同4のU-20ニュージーランド代表が2位となり、この2チームは決勝トーナメント進出を決めている。

　勝ち点3で3チームが並んでおり、得失点差の順でU-20チュニジア代表が3番目、U-20スロバキア代表が4番目につけており、U-20日本代表は圏外の5番目に。勝ち点1のU-20ホンジュラス代表が最下位となっている。

　第3節を残しているのはU-20チュニジア代表（勝ち点3、得失点差＋2）とU-20ホンジュラス代表（勝ち点1、得失点差-1）。前者は引き分け以上、後者は勝利すれば突破が決まる。ただ、U-20チュニジア代表は勝ち点で並ぶU-20ウルグアイ代表と対戦するため、敗れた方とU-20日本代表が勝ち点3で並ぶこととなる。

　すでに4番手以下が確定しているU-20日本代表にとっては厳しい状況だ。U-20ホンジュラス代表が3点差以上で敗れると、勝利したU-20フランス代表（勝ち点0、得失点差-2）が決勝トーナメントに進出する。つまり、この試合が引き分けに終わるか、U-20ホンジュラス代表が2点差以内で敗れることが可能性を繋ぐ最低条件となる。

　上記の最低条件に加え、U-20チュニジア代表が4点差以上、U-20ウルグアイ代表が5点差以上で敗れると、U-20日本代表の生き残りが決まる。また、U-20チュニジア代表が0-3で敗れるとU-20日本代表と勝ち点、得失点差、得点でも並ぶため、フェアプレーポイントにて順位が争われることになる。

　なお、各組3位チーム同士の順位決定方法は以下の通り。

1.グループリーグ全試合の勝ち点
2.グループリーグ全試合の得失点差
3.グループリーグ全試合の得点数
4.グループリーグ全試合のフェアプレーポイント
5.抽選

【了】