14位:堂安律(どうあん・りつ)
生年月日:1998年6月16日
移籍先:フローニンゲン→PSV
移籍日:2019年8月27日
移籍金:750万ユーロ(約10.5億円)
16歳という若さでプロデビューを果たした天才レフティは、2017年にガンバ大阪からオランダ1部フローニンゲンに1年間の期限付き移籍で加入。1年目から主力として躍動し、エールディヴィジで9ゴールを挙げた。その活躍が認められ、フローニンゲンは買取オプションを行使し、完全移籍での獲得を発表した。
そんな堂安に以前から関心を寄せていたのがオランダの名門PSVだ。
フローニンゲンと本格的に移籍交渉を始め、一時は金額面での折り合いがつかず決裂かと思われたが、最終的には750万ユーロ(約10.5億円)でクラブ間の合意に至った。移籍当初は出場機会を得られず、2020/21シーズンはブンデスリーガのアルミニア・ビーレフェルトへ期限付き移籍してチームを残留に導いた。
PSVに復帰した昨季は、公式戦39試合で11ゴール3アシストと成長を見せ、KNVBベーカー優勝に貢献した。その後、堂安は2022年7月5日ブンデスリーガのフライブルクへ移籍。今季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)でも得点を記録しており、好調のチームに欠かせない存在となっている。