5位：香川真司（かがわ・しんじ）

生年月日：1989年3月17日
移籍先：ドルトムント→マンチェスター・ユナイテッド
移籍日：2012年7月1日
移籍金：1600万ユーロ（約22.4億円）

　セレッソ大阪で台頭した香川真司は、2010年に運命のクラブとなるドルトムントに移籍。ユルゲン・クロップ監督の指導を受けた同選手はここで目覚ましいパフォーマンスを披露し、ブンデスリーガ連覇やDFBポカール制覇などに大きく貢献。一躍世界が注目する攻撃的MFとなった。

　そして2012年、レアル・マドリーやアーセナルからの興味も噂される中、名将サー・アレックス・ファーガソン率いるマンチェスター・ユナイテッドに加入。1600万ユーロ（約22.4億円）とされる移籍金は、当時プレミアリーグ所属クラブに移籍した日本人選手の中で最高額となっていた。

　その香川はプレミアリーグ1年目で20試合6得点4アシストを記録。チームも優勝を果たすなど、上々のスタートを切っていた。しかし2年目、ファーガソン監督の勇退などの影響を受け、クラブでの存在感はどんどんと薄れることに。そして2014年夏、香川は出場機会を求め古巣ドルトムントに戻ることになった。