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FIFA U-20ワールドカップ2023が現地時間20日に開幕し、連日熱戦が繰り広げられている。過去には若きリオネル・メッシやアーリング・ハーランドが得点王に輝くなど、同大会は若手の登竜門として知られている。今大会に出場する選手で最高額は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値をランキング形式で紹介する。
10位:マテウス・マルティンス(ブラジル)
【写真:Getty Images】
ポジション:FW/MF
生年月日:2003年7月16日(19歳)
市場価値:700万ユーロ(約9.8億円)
所属:ワトフォード/イングランド ※ウディネーゼからのローン移籍
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マテウス・マルティンスは今大会のU-20ブラジル代表で背番号10を背負っている。「ネイマールからインスピレーションを受けた」と語るテクニカルなドリブルを武器に左サイドからのカットインを得意とするが、右WGやトップ下でもクオリティを発揮できる選手だ。実際に初戦のU-20イタリア代表戦ではトップ下で先発出場している。
2022シーズンにフルミネンセのトップチームで主力に定着したこの若きブラジルの逸材は、23年冬の移籍市場でウディネーゼへと引き抜かれた。今季は同じポッツォファミリーがオーナーを務めるワトフォードへとローン移籍している。
序盤戦こそスタメン出場の機会を得ていたが、主力選手が怪我から復帰をすると序列が低下。2月25日に行われたシェフィールド・ユナイテッド戦からはベンチ外が続いていた。それでも今大会の代表メンバーには名を連ね、先述の通り初戦のU-20イタリア代表戦では先発出場。しかし、試合勘のなさからか、本領を発揮できず、前半のみでベンチへと下がっている。
そんなマルティンスの現在の市場価値は700万ユーロ(約9.8億円)である。今冬の欧州移籍からは価値が変わっておらず、更新が予定されている6月にも変動するかもしれない。