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「目標ではなかった」。ニューカッスル指揮官がCL権獲得に驚き。「私達は降格を免れたばかり」

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



ニューカッスル指揮官がCL権獲得に驚き


 プレミアリーグ第37節、ニューカッスル・ユナイテッド対レスター・シティが現地時間22日に行われ、0-0の引き分けに終わった。この結果によって、ニューカッスルはリーグ4位以内が確定し、20年ぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。試合後のエディ・ハウ監督のインタビュー内容をイギリス紙『ザ・ガーディアン』が伝えている。



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 一昨年の10月、ニューカッスルはサウジアラビアの政府系ファンドであるPIF(公的投資基金)によって買収され、莫大な資金力とともに、クラブの躍進に向けた大きな野心を手にした。買収前の昨シーズン前半は最下位に位置する時期もあったが、買収後は新たに就任したハウ監督の手腕や冬の移籍市場で獲得したキーラン・トリッピアー、ブルーノ・ギマランイスという新戦力の活躍もあり成績は上向いていった。

 そして今季は夏にアレクサンダー・イサクやスヴェン・ボトマンを加えるなどさらに戦力を強化。アグレッシブなスタイルで序盤からコンスタントに勝ち点を積み重ね、現時点でリーグ2位の32失点という堅守を武器に、ハウ監督は就任2シーズン目で見事にチームをCLに導いた。

 試合後、ハウ監督は「(就任時に)我々が位置していた場所を考えれば、驚くべき成果」とチームを賞賛し、続けてこう述べている。

「シーズン開幕時点では、(CL出場は)目標ではなかった。私達は降格を免れたばかりで、数シーズンかけてヨーロッパの舞台のために成長していくことを期待していた」

 さらに、クラブにとって20年ぶりとなった快挙に対しては「今後何年も語り継がれるかもしれないシーズンの一部になれて特別な気分。本当に素晴らしいシーズンだった」と、達成感に満ち溢れた。

【了】

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