2021/22シーズン
GK:マイク・メニャン(←リール)
移籍金:1540万ユーロ(約21.6億円)
DF:アレッサンドロ・フロレンツィ(←ローマ)
移籍金:レンタル
MF:ティエムエ・バカヨコ(←チェルシー)
移籍金:レンタル
MF:ジュニオール・メシアス(←クロトーネ)
移籍金:レンタル
FW:オリヴィエ・ジルー(←チェルシー)
移籍金:285万ユーロ(約4億円)
FW:ピエトロ・ペッレグリ(←モナコ)
移籍金:レンタル
FW:マルコ・ラゼティッチ(←レッドスター)
移籍金:450万ユーロ(約6.3億円)
2021/22シーズンのミランは、セリエA優勝という偉業を成し遂げた。大きな意味を持ったのが、このシーズンの補強だ。
前シーズン限りでジャンルイジ・ドンナルンマが退団したミランは、GKに大きな不安があった。そんな中でフロントがいち早く獲得を決めたのがマイク・メニャンだ。加入後直後から見事なセービングと正確なフィードでミランの守護神に定着。いまではセリエA最強GKとして認知されるほどのパフォーマンスを続けている。
また、前シーズンにレンタルで加入していたサンドロ・トナーリとフィカヨ・トモリがそれぞれ完全移籍に切り替わった。トナーリは1450万ユーロ(約20.3億円)、トモリは3160万ユーロ(約44.2億円)だ。トナーリは1年目のパフォーマンスがイマイチだったため完全移籍には懐疑的な見方があったものの、ミランはその才能を信頼。その信頼に応えるように、2年目からは不可欠な選手となっている。
オリヴィエ・ジルーとアレッサンドロ・フロレンツィといったベテランは若手主体のチームに経験をもたらし、精神面でもチームをサポート。クラブと現場がかみ合ったことで、11年ぶりのセリエA優勝を果たした。