2019/20シーズン
FW:ラファエル・レオン(←リール)
移籍金:2950万ユーロ(約41.3億円)
DF:テオ・エルナンデス(←レアル・マドリード)
移籍金:2280万ユーロ(約31.9億円)
MF:ラデ・クルニッチ(←エンポリ)
移籍金:860万ユーロ(約12億円)
MF:イスマエル・ベナセル(←エンポリ)
移籍金:1720万ユーロ(約24億円)
DF:レオ・デュアルチ(←フラメンゴ)
移籍金:1060万ユーロ(約14.8億円)
FW:アンテ・レビッチ(←フランクフルト)
移籍金:レンタル
DF:シモン・ケアー(←セビージャ)
移籍金:レンタル
MF:アレクシス・サレマーカーズ(←アンデルレヒト)
移籍金:レンタル
FW:ズラタン・イブラヒモビッチ(フリー)
移籍金:なし
ミランの過去10年の補強で最もアタリだったのは、間違いなくこのシーズンだ。それほど大きな成果を残している。
2019年夏に獲得した選手は、現ミランの主力だ。特にラファエル・レオンとテオ・エルナンデスの左サイドは、ヨーロッパ屈指の破壊力を持っている。ただ、その破壊力はすぐに見られたわけではなく、特にラファエル・レオンは加入後しばらく期待外れのパフォーマンスが続いていた。
そんな中、冬の移籍市場でやってきたのがズラタン・イブラヒモビッチとシモン・ケアーだった。2人のベテランはミランに欠けていた経験とリーダーシップをもたらし、シーズン途中から指揮を執るステファノ・ピオリ監督を後押し。2021/22シーズンのセリエA優勝の礎を築いた。
イスマエル・ベナセル、ラデ・クルニッチ、アレクシス・サレマーカーズも現在のミランを支えているメンバー。このシーズンの補強がなければ、いまもミランは低迷を続けていたかもしれない。