2018/19シーズン
DF:マッティア・カルダーラ(←ユベントス)
移籍金:3774万ユーロ(約52.8億円)
FW:ゴンサロ・イグアイン(←ユベントス)
移籍金:レンタル
FW:サム・カスティジェホ(←ビジャレアル)
移籍金:2130万ユーロ(約29.8億円)
MF:ティエムエ・バカヨコ(←チェルシー)
移籍金:レンタル
DF:ディエゴ・ラクサール(←ジェノア)
移籍金:1900万ユーロ(約26.6億円)
MF:アレン・ハリロビッチ(←ハンブルガーSV)
移籍金:なし
GK:ホセ・マヌエル・レイナ(←ナポリ)
移籍金:なし
MF:ルーカス・パケタ(←フラメンゴ)
移籍金:3840万ユーロ(約53.8億円)
FW:クシシュトフ・ピョンテク(←ジェノア)
移籍金:3500万ユーロ(約49億円)
中国人投資家グループからアメリカのエリオット・マネジメントにオーナーがかわったこのシーズン。ミランは8月にレジェンドのパオロ・マルディーニをディレクターに迎えて、再建を目指した。ただ、このシーズンも、のちに成果を上げるような補強はできなかった。
目玉補強はユベントスから獲得したマッティア・カルダーラやゴンサロ・イグアイン、ビジャレアルから獲得したサム・カスティジェホら。冬はルーカス・パケタとクシシュトフ・ピョンテクにも大金を投じた。
特に冬に獲得した当時21歳のパケタは現在のブラジル代表であり、長期的な視野で連れてきた選手であることがうかがえる。ただ、1年半の在籍で公式戦出場は44回。1ゴール3アシストという数字はあまりにも説得力がなく、2020年夏にリヨンへ放出となった。ピョンテクはジェノアでのブレイクを受けて急いで獲得したが、2年目にペースダウン。「新たなシェフチェンコ」という呼び名は、いつしか忘れられた。
アレン・ハリロビッチは若手有望株としての獲得だったが、起用は全くなし。フリーだったから獲得した程度の期待だったとしても、見る目がなかったようにみえてしまう補強だった。