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正解は数年後? ACミラン歴代補強答え合わせ。最悪の移籍市場だったのは…?

シリーズ:歴代補強答え合わせ text by 編集部 photo by Getty Images

2014/15シーズン


【写真:Getty Images】


GK:ディエゴ・ロペス(←レアル・マドリード)
移籍金:なし

DF:アレックス(←フリー)
移籍金:なし

DF:パブロ・アルメロ(←ウディネーゼ)
移籍金:レンタル

MF:ジャコモ・ボナヴェントゥーラ(←アタランタ)
移籍金:530万ユーロ(約7.4億円)

MF:マルコ・ファン・ヒンケル(←チェルシー)
移籍金:レンタル

FW:ジェレミー・メネス(←フリー)
移籍金:なし

FW:フェルナンド・トーレス(←チェルシー)
移籍金:レンタル

DF:ルカ・アントネッリ(←ジェノア)
移籍金:レンタル

MF:スソ(←リバプール)
移籍金:130万ユーロ(約1.8億円)

FW:アレッシオ・チェルチ(←アトレティコ・マドリード)
移籍金:レンタル

FW:マッティア・デストロ(←ローマ)
移籍金:レンタル

 2014/15シーズンの獲得選手で今も語り継がれるようなパフォーマンスを見せた選手は皆無だ。ただ、当時のクラブの状況を考えると、それも仕方ないのかもしれない。

 前シーズンのセリエAを8位で終えたミランは、1998/99シーズン以降初めてヨーロッパカップ戦がないシーズンを過ごすことになった。フィリッポ・インザーギを新監督に据えて獲得した選手は、前クラブとの契約が満了した選手とレンタルの選手ばかり。財政的にチームを縮小せざるを得なかった。

 そんな中でチェルシーからやってきたフェルナンド・トーレスには期待が寄せられたが、セリエA10試合に出て1ゴールと不発。半年でミランを去った。

 冬の移籍市場で獲得したスソは、長期的にみるとまずまずの戦力になった。ジェノアへのレンタルを経たあとでミランにとって貴重な存在となっている。ただ、好不調の波があり、批判の対象になることもしばしば。結局、このシーズンの獲得選手でクラブを救うようなスターは生まれなかった。

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