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バレンシアDFが魅せた珍プレー
ラ・リーガ第35節、バレンシア対レアル・マドリードが現地時間21日にエスタディオ・デ・メスタージャで行われた。ホームチームが1-0の勝利を収めたこの試合では、スイス代表DFエライ・キュマルトが滅多に見られない珍プレーでヴィニシウス・ジュニオールのドリブルを止めている。
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その珍プレーは、1-0で迎えた70分に起こった。
自陣右サイドでボールを持ったヴィニシウスに対し、バレンシアは2対1の数的優位を作ったが簡単に縦へ抜かれてしまう。そのままペナルティーエリア内に侵入されたらピンチとなる場面だったが、キュマルトは自陣ペナルティーエリア内に入ってしまっていた2個目のボールを発見。すると、このボールをビリヤードのようにレアルFWがドリブルしていたボールに当ててピッチ外に押し出した。
だが、当然このプレーは反則。ピッチに入ってしまっていたとはいえ、2個目のボールを使用してヴィニシウスを止めたキュマルトにはイエローカードが提示され、ボールとボールが接触した場所からレアル側のFKとなった。
その後もバレンシアはピンチを迎えたが、何とか凌ぎ切って勝利。1-0でレアルを下し、残留へ向け大きな一勝を上げた。