2018/19シーズン
【写真:Getty Images】
GK:リー・グラント(←ストーク)
移籍金:170万ユーロ(約2.4億円)
DF:ディオゴ・ダロト(←ポルト)
移籍金:2200万ユーロ(約30.8億円)
MF:フレッジ(←シャフタール・ドネツク)
移籍金:5900万ユーロ(約82.6億円)
ジョゼ・モウリーニョ政権3年目の2018/19シーズンはかなり苦しいシーズンとなってしまった。その要因の一つが移籍市場での失敗だろう。高額な移籍金で加入したフレッジとダロトは、それぞれプレミアリーグで17試合と16試合しか出場できず、戦力的な上積みとしては役割を果たせなかった。
しかし、この2選手は長期的な目線で見れば戦力としてマンチェスター・ユナイテッドに貢献している。フレッジは今季こそクローザーとしての役割が増えているが、持ち前の運動量と献身性で中盤に強度を持たせている。ダロトは右左に関係なくプレーできるSBとして貢献度が高く、特に攻撃面ではクオリティを発揮している。両者ともにプレミアリーグの適応にこそ苦戦をしたが、フィットしてからは戦力として機能した。加入から約5年が経過する中でもトップチームの一員としてほぼ毎試合に出場していることがそれを証明している。