2位:鈴木優磨
所属クラブ:鹿島アントラーズ
生年月日:1996年4月26日
今季リーグ戦成績:14試合7得点3アシスト
小笠原満男が背負った背番号40を受け継いだ鈴木優磨は、鹿島アントラーズの大黒柱となった。昨季前半はゴールを量産した上田綺世のパートナーとして、今季は自らも得点を重ねる万能ストライカーとして、唯一無二のパフォーマンスを見せている。
あらゆるスタッツでリーグ上位に名を連ねており、数字上からも総合力の高さがうかがえる。空中戦勝率は54.4%、タックル成功率も83.3%と高く、「守備」での貢献度も高い。FWの選手としてはパスでも軒並み高いスタッツを記録しており、「スキル」も高い数値となった。
特筆すべきは勝負強さだ。試合を動かすゴールを決めるだけでなく、決定力が高い。ピッチを広く動き回りながらも、決定的な場面では必ずゴールを狙えるポジションにいるのは「IQ」の高さゆえ。シュート18本は決して多くないが、決定率33.3%という数字は得点数上位陣の中では抜きんでている。チームが苦しく、大事な場面で決めてくれる頼もしい存在になっている。