4位:山口蛍
所属クラブ:ヴィッセル神戸
生年月日:1990年10月6日
今季リーグ戦成績:14試合2得点1アシスト
高い守備強度を武器に首位をキープするヴィッセル神戸を、山口蛍は中盤で先導している。32歳となった現在でもそのパフォーマンスは衰える兆しを見せず、今季はここまで14試合にフル出場している。
サッカー日本代表通算48試合に出場した経験を持つ山口の能力は、すべて「64」以上という均整の取れたものとなった。特筆すべきは「IQ」の高さで、予測や判断といった目に見えない能力が高く、ここまでのインターセプト数は13回でリーグトップに君臨している。
「フィジカル」や「守備」といった項目も高い数値となっている。173cmと小柄ながらボールリカバリー数70回、空中戦勝率は76.9%という優れたスタッツを残しており、当然のようにスプリント回数や走行距離でもリーグ上位に名を連ねている。さらに、今季挙げた2得点がどちらも体力的に厳しいラスト10分で決めていることからも、「フィジカル」能力の高さがうかがえる。