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冨樫剛一監督の初戦に向けた展望は？

　サッカーU-20日本代表は、現地時間21日にFIFA U-20ワールドカップ（W杯）グループリーグ初戦でU-20セネガル代表と対戦する。冨樫剛一監督はオンライン会見で、15日に行われたU-20アルゼンチン代表との強化試合を振り返り、22日に迎えるU-20セネガル代表との初戦に向けての展望を語った。

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「1年前にフランスでやったときは相当なショックを感じた」と、冨樫監督は昨年のモーリスレベロトーナメントの順位決定戦で対戦したときを振り返る。しかし、本大会直前の15日に行われた強化試合は1-2で敗れたものの、「結果として我々は負けてしまったんですが、選手たちも試合が終わった後、勝たなきゃいけないよねという言葉が出るくらい手応えのあるゲームだった」といい感触を得たことを明かした。

「1年前は試合が始まってびっくりするようなスピードや強度が（相手に）あったと思うんですけど、今回はそれを全く感じなかった。むしろ自分たちからアクションを起こしていけたのが一番大きなところだった」

　選手たちは1年の間に大きく成長したようだ。冨樫監督は「このチームはスタートからうまくいっていたわけではないし、負けることも多かった」と振り返りながらも、「私たちの基準も世界に置くことで、そこからかなり進化のスピードが上がった」と成長を実感している。

　指揮官は初戦で対戦するU-20セネガル代表の特徴について「1番はハイプレッシングとカウンター」と分析している。「そこをいかに自分たちが消しながら攻撃に出られるかが勝負の肝になる」と話すとともに、「私たちはセットプレーを武器にしているので、たくさんのものは持っている。詳しくは言えないですけど楽しみにしていてください」と予告した。

（取材・文：編集部）

【了】